決戦前夜にちょっと思うわけです。
(実際には明日の夜が決戦前夜なのですが)
『ハッピー☆マテリアル』の応援&まとめサイトのミッションは、
『ハッピー☆マテリアル』5月度を購入して、
・オリコン1位を取って荒廃した音楽業界に革命を起こす
・ランキング番組に売り上げ1位の事実を突きつけ、一泡吹かせる
(ターゲットは「CDTV」など)
というのが示されています。(実際には上段は2つに別れている)
でもこれで1位が仮に取れても「何にも変わらない」のではないかと思います。
【チャート的に見て】
アニメ系のCDは「確実に買ってくれる層」が「早く手に入れる」時間価値を重要視しているので、発売初日にがっちり買って、初動も動きが大きい特徴があります。ただ上限も決まっていて、それなりの枚数が動いたらぴったり止まってしまうわけです。(だから在庫処分で安く買えることもある。)
オレンジレンジが同日発売なのですが、有線とかのローテーションによってはこれがじわじわ来るのではないかと思うわけです。(試聴した限り夏向けだし)また、発売週はたっぷりテレビで露出して、「もう少しで買いそうな層」を刺激してくるわけです。
結局瞬時値(ウイークリー)だけでなく、月間・年間チャートでどれだけの成績を残したかによって、統計の記念碑的に「歴史に刻まれる」かどうかを分かれるのではないかと思うわけです。
まあ、この出来事自体を音楽業界からキワモノ扱いされるのは間違いないわけで。
【音楽番組的に見て】
基本的に音楽番組は、「取材に来てくれる」のではなく、「出に行く」番組だと思っています。また番組によっては音楽プロダクションの力学が無視できない部分もあります。
ですからあるチャート(純粋な販売情報・オンエア(?)回数情報)で1位を取っても「ウチの出してや」で構成は変わるし、アニメ側で「素材有りまへんねん」「権利者のOK出まへんでしたわ」で出演させたくてもできない事態も発生します。
また、他局番組タイアップで楽曲と他社番組が強く結合していると「敵に塩を送ってどないする!」と局側から待ったもかかるはずです。局別総合視聴率ランクを見れば特に…
ランキングに「独自チャート」を謳わなければならないのはこのあたりの問題を無視して番組が作れないためで、様々な解釈によって問題のないランキングを作らなければならないのではないかと。
このあたりのハードルが一番高いのが生出演の必要な「ミュージックステーション」(以下「Mステ」)、その次にスタジオ収録のあるバラエティ番組の「HEY! HEY! HEY! MUSIC CHAMP」や「うたばん」、一番制約が少ないのがナレーション・CGのみ構成の「CDTV」「COUNTDOWN JAPAN」あたりではないかと思います。
事前情報でランキング操作的な動きがあれば、よほどのマイナスイメージにならない限りそれに応えるのがレコード会社でしょうから、予約に応じて追加生産も入るだろうし、コンテンツホルダと協議して声優のV素材を用意する算段がつけば、「僕らの考える」まともな扱いを見ることが出来るのではないかと思うわけです。
様々な理由から、ランキング1位を取るとやっぱりMステからこの出来事を「キワモノ扱い」されるのではないかと思う…
森田一義氏曰く「せっかく一位を獲得したのですが、声優の皆さんは今の時間アフレコでお忙しいようで、お越し頂けませんでした…」では我々が悲しい…
【素材はどうよ?】
たくさん売れてチャート上位に食い込んでも、ラジオならCDをそのまま流して、MCの解説だけで済むのですが、ラジオではないので肝心のV素材をどうするかという問題もあります。
今上位を走っているGacktの「Metamorphoze〜メタモルフォーゼ〜」はZ風ノーマルスーツコスGacktの凝ったプロモーションビデオが制作されていて、曲紹介でも結構長い時間流していました。
また、See-Sawの「あんなに一緒だったのに」は『ガンダム』というビッグネームやその時期の活動の活発さがあったにせよ、コマーシャル素材を兼ねた?プロモーションビデオを製作していたので、ランキング紹介ではそれなりに時間が取れていたのではないかと思います。
それに対して(Yasu!のお気に入り)「創聖のアクエリオン」は動画素材が用意できていないためにジャケット写真の編集でランキング紹介が終わってしまっていました。(コマーシャル素材は本編の編集でしたから、まさかシルヴィア姫の「うそ…気持ちいい…」を流すわけにもいかず…)
「ねぎマ!」の場合、コマーシャル素材は本編の編集で行くのが普通だろうし、PVでも制服イメージを外すわけにもいかず、制作費における被服代が嵩むのではないかと…。(これは余談かな?)
【結局…】
(1)オリコン1位に食い込み
(2)一番コンテンツ的にハードルの低い「CDTV」で
(3)CDTV用声優出演プロモ素材を本編アフレコの合間に収録できて
(4)TBSの理解が得られて時間確保が出来てちゃんと放映された
というのが一応の成功条件ではないかと思うわけです。
そこに「COUNTDOWN JAPAN」が雰囲気を壊さないようにアニメ特集を組み入れて取り上げればさらにOKというところでしょうか。
下手に頑張ってMステに出ても色々いぢられるのがオチのような気がします。
呉越同舟というわけではないけれど、
・音楽業界(独立コンテンツ)とアニメ・ドラマ業界(シリーズコンテンツ)が
・(物理メディア)コンテンツ流通をたまたま同じチャネルでやっていて
・その交流がお互いプラスになる場合に相互協力をしている
・で、ランキングはそのときの統計情報でしかない
という現状で、何が変わるのかなぁというのが最初の疑問でして。
【追伸1】
一部報道でこのミッションに関連して取り上げられた森山直太朗発言は後日動きがあってから…
【追伸2】
Yasu!は元々「売らんかな」CDシングル企画は元々好きではないので、「ハッピー☆マテリアル」は多分買わないでしょう。
何より菅野よう子御大のサントラ発売ですから…。

